こんにちは。フォトグラファーのらっかすです。
そんな疑問を解決します。
普段、虹の出現を予測して見つけている人は少ないと思います。
しかし、虹は天気から出現を予測することができるんです。
そもそも虹って何なのだろう?

写真を撮る上で対象がどういった現象なのか知ることは非常に大切です。
虹がどういった現象か知ることで出現を予測できたり虹を人工的に作り出すこともできます。
虹とは、簡単にいえば空気中の水滴が太陽光を反射して見える現象で、光が空気中の水滴に屈折して入り、水滴の中で一回反射して、さらに屈折して水滴から出ていった時に現れます。
虹は空気中の水滴内を光が反射、屈折して出た時に見える光ということですね。
光は波長によって屈折率が異なるので7色に分かれて人間の眼には見えます。
なので、雨が降り空気中に水滴がある状態で太陽が顔を出すと虹が見られるんですね。
虹はどうやったら見つけられるの?

具体的にどうやったら虹を見つけられるのでしょうか。
虹を見つけるポイントを3つ紹介します。
・太陽を背に向ける
・朝や夕方である
どうして上記の条件で虹を見つけられるようになるのか説明します。
私達が太陽を背にして立った時、太陽光の進む方向(対日点)から常に42度の角度を保って現れます。
そのため、太陽が高い位置にある時は虹は出づらく、太陽が低い位置にある方が虹が出現しやすくなります。
まず、虹は太陽の光が反射、屈折して現れる現状なので、
太陽の光を背にしたときに見ることができます。
また、虹が見える角度は42度と決まっています。
ですので、朝や夕方など太陽が低い位置にあるときは、
虹が高い位置で見えるため、見つけやすくなります。
そのため、雨上がりの朝、夕方に太陽を背に向けた時に虹が見られる可能性が高いのです。
まとめ | 虹は条件が分かれば見つけられる

今回は写真を撮るための虹の見つけ方を紹介しました。
風景写真は天気や季節など計算されて撮影されています。
虹も気象条件次第で見つけられるので、
意識的に虹を見つけて素敵な写真を撮りましょう。