秋になるとコスモスが見頃ですが、街中にコスモス畑があって人の敷地なのではと近づけない時があります。
しかし、「コスモスを近くで見て綺麗な写真を撮りたい!」という気持ちもあります。
そこで今回は火力発電所横の公園という意外な場所にあり、近くでコスモスをみることができるスポットを紹介します。
意外な場所にあるコスモス畑を紹介します!
珍しい!?オレンジ色のコスモス畑!
みなさんコスモスの色って何色のイメージですか?
私がよく見るコスモスはピンク色が多いです。
しかし、今回紹介するコスモスはオレンジ色のコスモスです。
オレンジ色のコスモスはキバナコスモスという花で、ピンクのコスモスとは交配することができず見た目は似ていますが別種になります。
近くで観察するとキバナコスモスは雄しべと雌しべが細長いのに対しピンクのコスモスは平べったくなっており、ピンクのコスモスの方が可愛らしい印象があります。
キバナコスモスは上品な印象を受けます。
実際に写真を撮っていてもキバナコスモスは雄しべと雌しべ部分が長く、正面から撮影すると花の中心部分に目が行きます。
今までは色が同じだけだと思ってたものがよく観察すると全く別物だと気づき、観察することの大切さを実感します。
火力発電所の公園?!へきなんたんトピアとは!
今回紹介するのは愛知県碧南市の火力発電所横にある『へきなんたんトピア』のヒーリングガーデン』のコスモス畑です。
真横に位置する火力発電所の地域共生施設で芝生とお花を楽しむことができます。
芝生はかなり広く、空が広く見えとても気持ちよく過ごすことができます。
今回はコスモスの写真を撮るために訪れたので写真をずっと撮っていましたが、芝生がとても気持ちよく、ピクニックに最適な場所で次回はお弁当をもってゆったりしに来たいと思います。
ベンチも何か所かに配置されていて、少し座っていたら陽ざしがポカポカ暖かく思わず眠ってしまいたくなる気持ちよさです。
ベンチで日向ぼっこをしながら本など読んで過ごすのもおすすめです。
また、ヒーリングガーデンエリアの他にも電力館という建物もあり、発電の知識を体を動かして体感しながら学ぶことができます。
小さな子供でも楽しく学べる施設になっていますので元気いっぱいなお子様にもおすすめです。
へきなんたんトピアへのアクセスは?!
郊外にあるため車でのアクセスがおすすめ!
へきなんたんトピア(愛知県碧南市港南町二丁目8番2)は火力発電所の隣にあります。
火力発電所は海沿いにあるため、へきなんたんトピアも郊外にあり、車でのアクセスが主になります。
広い駐車場があるため安心して駐車することができます。
名鉄三河線 碧南中央駅まで電車でくれば市内巡回のくるくるバスも出ていますので、電車で訪れることもできますよ。
※電車でお越しの際は電車とバスの本数は少なめですので時間を事前に確認しましょう。
なぜ火力発電所は海沿いにあるの?
しかし、なぜ火力発電所は海沿いにあるのでしょうか?
巨大な設備だから土地代を安く済ませるため海沿い?
発電所内で働く人がいつでも海を見て気晴らしできるように?
答えは・・・火力発電で発生させた蒸気を冷やして排気するためです。
火力発電は燃料を燃やし蒸気を発生させ、タービンを回すことで発電しています。発電に使った蒸気は高温でそのまま排気してしまうと環境を破壊し近隣住民の迷惑になります。
そのため、水を使って冷やす必要があり、必然的に海沿いに火力発電所が建設されることが多いんです。
まとめ
今回は碧南市のへきなんたんトピアにある絶景コスモス畑を紹介しました。
オレンジ色のコスモスということで、よく見かけるピンク色のコスモスとは違った形をしており、是非実際に観察して違いを楽しんでもらいたいです。
また、へきなんたんトピアは芝生やお花畑があり、ゆったり過ごすことができたり、電力館では発電の知識を体感しながら学ぶことができ、そちらも併せて訪れることがおすすめです。
季節によってコスモス以外も様々な種類の花を楽しむことができますので是非、へきなんたんトピアに訪れてみてください。
以下の記事では、『初心者でもコスモスを綺麗に撮影できる方法』を紹介していますので、ぜひこちらの記事も併せて読んでみてください。
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