レタッチ・RAW現像のやりすぎはダメ?加工しすぎないポイントを紹介

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  • レタッチ・RAW現像のやりすぎはダメなの?
  • レタッチ・RAW現像をやりすぎないためのポイントは?
  • レタッチ・RAW現像をやりすぎない方法を教えて!

レタッチ・RAW現像で写真の色や明るさの調整をすれば魅力的な写真に仕上げることができます。しかし。レタッチ・RAW現像をやりすぎると魅力が欠けている写真になってしまいます。

当記事ではレタッチ・RAW現像をやりすぎないためのポイントを解説します。レタッチ・RAW現像をやりすぎないためのポイントを知ることで、過度なレタッチにより写真がダサくなることを防ぐことができます。

レタッチ・RAW現像を始めた当初は写真の明るさや色を過度に明るく、鮮やかにしがちです。写真の明るさや色味を強くすると一見SNS映えする写真に見えますが現実離れしてしまい不自然な写真になります。

らっかす

レタッチ・RAW現像をやりすぎずに自然で魅力的な写真に仕上げましょう!

目次

レタッチ・RAW現像とは

RAW現像の流れ図解

レタッチ・RAW現像とはRAWデータ(生データ)で撮影した写真の色や明るさなどを加工(レタッチ)してJPEGなどの扱いやすいデータに変換する作業です。レタッチ作業も含めて「RAW現像」と呼ばれることが多いです。

RAWデータは撮影時の情報をそのまま保持している生データです。RAWデータの加工は圧縮データより明るさや色味の表現可能な幅が広くなるメリットがあります。

以下の記事では、「レタッチ・RAW現像の詳細や違い、メリット」などについて紹介していますので、こちらもぜひあわせて読んでみてください。

レタッチ・RAW現像とは?違いやメリットを分かりやすく解説します

レタッチ・RAW現像のやりすぎとは

もみじ加工後 もみじ加工後

RAW現像のやりすぎとは写真が不自然な仕上がりになってしまうことです。不自然な仕上がりとは写真の色味が強すぎたりして現実離れしてしまっている写真です。SNSでは彩度が高く写真の色味が強調されている写真が人気です。SNSの写真を参考にRAW現像をすると色味が強くなり不自然な写真になってしまいます。

紅葉などの風景写真は特に色を強調させたくなるためRAW現像をやりすぎてしまいます。狙って色を強調する表現をしているならいいのですが、無意識に彩度を上げてしまっている方はRAW現像のやりかたを見直しましょう。

レタッチ・RAW現像をやりすぎないためのポイント

raw現像のポイント

RAW現像をやりすぎないためのポイントは以下の3点です。

  • 明るくしすぎない
  • 色を強調しすぎない
  • かすみを除去しすぎない

それぞれ詳しく解説します。

明るくしすぎない

RAW現像データは撮影時の明るさの情報をたくさん持っているため撮影時に暗い箇所もRAW現像時に明るくできます。RAW現像をはじめたては暗くて見えなかった箇所が明るく見えるようになるのが楽しく明るさをあげていました。しかし、見える箇所が増えると情報量も増えてしまいます。明るさをあげる時は写真の情報量が変化することを意識しましょう。

色を強調しすぎない

RAW現像データは写真をほとんど劣化せず撮影後に色を調整できます。RAW現像をはじめたころは写真の色を自由に変えられることが楽しく強めの色にしたくなります。強めの色は人の目を引くため、よい写真に見えますが撮影時に目で見た景色とは異なり不自然な写真になってしまいます。色は撮影時の記憶を思い出しながら再現するとRAW現像をやりすぎなくできます

かすみの除去をしすぎない

かすみの除去は写真のもやもやしているかすみを除去する機能です。写真がシャープになり青空がはっきり見えるようになります。風景写真にかすみの除去を使うときれいな青空になるため過度に霞の除去をしてしまいがちです。

青空加工前 青空加工後

こちらの写真のように過度にかすみの除去をかけると空の青が強調されすぎてしまい不自然になります。かすみの除去は適度にかけましょう。

完成形をイメージしてレタッチ・RAW現像

絵具とノート

RAW現像は完成形の写真のイメージをしてから行うことが重要です。撮影時のイメージを再現したいのに過度な明るさや色味にしてしまうと不自然な仕上がりになってしまいます。

写真の完成形をイメージするときは写真の色合いを記憶色または希望色のどちらにするか考えるとRAW現像でどこまで加工するかの線引きがしやすくなります。

記憶色

記憶色は撮影した際の被写体の色の記憶を再現した色です。自然な色合いを再現することを目的とするので自然な仕上がりになります。

希望色

希望色は撮影者のイメージする理想の色を再現した色です。写真を作品として仕上げたい時は希望色になるよう強めな色合いにすることが多いです。

まとめ

クレヨン
  • レタッチ・RAW現像のやりすぎはダメなの?
  • レタッチ・RAW現像をやりすぎないためのポイントは?
  • レタッチ・RAW現像をやりすぎない方法を教えて!

今回はこのような方に向けてレタッチ・RAW現像をやりすぎない方法を解説しました。あらためてレタッチ・RAW現像をやりすぎないポイントはこちらです。

  • 明るくしすぎない
  • 色を強調しすぎない
  • かすみを除去しすぎない

RAW現像で魅力的な写真に仕上げるためには自分に合った機能を持つRAW現像ソフトを選ぶことが重要です。

以下の記事では、「初心者におすすめのRAW現像ソフト」を紹介していますので、こちらもぜひあわせて読んでみてください。

初心者におすすめのレタッチ・RAW現像ソフト3選を徹底比較!

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