実際に見たコスモスと撮影した写真のイメージが違うんだけどどうやって撮るのがいいの?
そんな疑問を解決します。
初めまして、らっかすと申します。
私はサラリーマンをしながら料理や風景の写真を撮影しています。
コスモスの写真を撮った時に上記のような写真を撮って「思っていた通りに撮影できないなぁ」という経験はありますか?
実はコスモスの写真は以下の3点をおさえるだけでプロのような写真を撮影することができます。
- 逆光で撮影
- 望遠レンズで撮影
- 前ボケさせて撮る
上記はコスモスの撮影ポイントを押さえて撮影した写真です。
コスモスの柔らかい雰囲気がでて印象的な写真になっています。
コスモスは簡単なポイントを押さえて撮影するだけで柔らかい雰囲気が表現され印象的な写真に仕上げられますがカメラ初心者の方はどのように撮ればいいのか悩む人が多いです。
そこで今回は、初心者でも簡単に素敵なコスモスの写真を撮影できるようになるポイントについて、
どのような効果があるか、実際にどのように撮影するのがいいのかなどについて詳しく紹介します。
再現度は非常に高いので本記事の内容をよく読んで真似して素敵なコスモスの写真を撮りましょう!
▼この記事の動画版もあるので、もし良かったら流し聞きでどうぞ!▼
コスモスの写真撮影ポイント①:逆光で撮影
コスモスの写真撮影ポイント1つ目は『逆光で撮影』です。
上の写真はコスモスを順光で撮影した写真です。
花弁の色が鮮やかに写せますが、特徴の薄い写真になります。
こちらの写真はコスモスを逆光で撮影した写真です。
順光で撮影されたコスモスより印象に残る写真になっています。
どうして印象に残る写真になっているか具体的に説明します。
コスモスを逆光で撮影することによる効果は下記の点です。
・花弁が透けてキレイに撮影できる
・柔らかい雰囲気になる
・幻想的な雰囲気になる
コスモスを逆光で撮影する際の特徴は花弁がキレイに透ける点です。
また、花弁が透けることで柔らかい色合いになります。
上記の効果により逆光のコスモスは印象的な写真になっています。
また、夕暮れ時に逆光でコスモスを撮影することで幻想的な雰囲気を演出することもできます。
コスモスの写真がうまく撮れないあなたはまず、逆光で撮影してみましょう。
コスモスの写真撮影ポイント②:望遠レンズで撮影
コスモスの写真撮影ポイント2つ目は『望遠レンズで撮影』です。
コスモスは広角レンズで写真を撮ると想像以上に花の間に隙間が空いて上手に撮ることができません。
そのため、望遠レンズでコスモスが密集している場所をピンポイントで狙うのがおすすめです。
さらに望遠レンズを使えば圧縮効果で背後のコスモスも近くに見えてより密集しているようにコスモスを撮影することができます。
圧縮効果は望遠になるほど効果が大きくなります。
実際に焦点距離によってどれくらい圧縮効果が変わるのか解説します。
こちらは焦点距離が28mmの広角レンズで撮影された写真です。
コスモスをたくさん写せますが後ろのコスモスが遠くにあるように見えます。
こちらは焦点距離が50mmの標準レンズで撮影された写真です。
28mmの写真より後ろのコスモスが近くにあるように見えます。
こちらは焦点距離が70mmの中望遠レンズで撮影された写真です。
50mmの写真より後ろのコスモスがさらに近くにあるように見えます。
このように望遠になるほど圧縮効果が大きくなり、まとまりのある写真になります。
またボケも大きくなるので主題のコスモスに目が行くようになり、印象的な写真になります。
コスモスの写真が思ったように撮れない際は望遠レンズで撮影しましょう。
コスモスの写真撮影ポイント③:前ボケで撮影
コスモスの写真撮影ポイント3つ目は『前ボケで撮影』です。
コスモスを前ボケで撮影することによる効果は下記となります。
・視線の誘導ができる
・ふわふわした雰囲気を出せる
前ボケの効果の1つとして視線誘導があります。
主題のコスモスを囲うように前ボケさせることで中心に視線が誘導されるトンネル効果が生まれます。
また、前面に可愛い色のコスモスがぼけているとふわふわした雰囲気を出せて写真をやわらかい雰囲気にすることができます。
前ボケさせてコスモスの写真のクオリティをあげましょう。
まとめ
今回はコスモスの花の写真を綺麗に撮る方法3選を紹介しました。
コスモスの写真の撮影方法は以下となります。
- 逆光で撮影
- 望遠レンズで撮影
- 前ボケさせて撮る
上記3点を実践すれば誰でも綺麗にコスモスの写真が撮れるので是非実践してみてください。
また、綺麗なコスモスを撮影した後はレタッチが重要です。
レタッチとは撮影した写真の色や明るさ等を調整して肉眼で見た際のイメージに近づける作業です。
こちらはレタッチをする前後の比較写真です。
レタッチの有無で写真のクオリティがかなり変わっています。
レタッチについて知りたい方は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事もあわせて読んでみてください。
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