- α7Ⅲってどんなカメラなんだろう・・・
- α7Ⅲの使用感が知りたい・・・
- α7Ⅲを実際に使用した感想を教えて!
『α7Ⅲ』はSONYのミラーレス一眼カメラで、高機能かつキレイな写真が撮れるため発売から数年経った今でも人気のカメラです。
しかし、後継機も発売されている少し古いカメラであるため、「α7Ⅲの性能に満足できないかも・・・」と不安を感じる方もいると思います。
当記事では、α7Ⅲを4年間使用している僕が良い点・悪い点や実際の性能を忖度なしで紹介します。
α7Ⅲは今も使っている大好きなカメラなので気合を入れて紹介しますよ!
α7Ⅲの機能を動画で見たい方はコチラ
α7Ⅲは完成度の高いミラーレス一眼カメラ
本章ではα7Ⅲについて以下の3点を紹介します。
α7Ⅲとは?(α7Ⅳとの比較)
『α7Ⅲ』はSONYのミラーレス一眼カメラでもハイアマチュアモデルに位置し高性能でコストパフォーマンスの高いカメラです。
α7Ⅲは後継機と比較しても性能面では大きく劣りません。
名称 | α7Ⅲ | α7Ⅳ |
型名 | ILCE-7M3 | ILCE-7M4 |
レンズマウント | ソニー Eマウント | ソニー Eマウント |
有効画素数 | 約2420万画素 | 約3300万画素 |
センサー | 35mmフルサイズ(35.6×23.8mm)、ExmorR CMOSセンサー | 35mmフルサイズ(35.9×23.9mm)、ExmorR CMOSセンサー |
シャッタースピード | 1/8000-30秒 | 1/8000-30秒 |
ISO感度 | ISO100-51200 | ISO100-51200 |
モニター可動方式 | チルト | バリアングル |
タッチパネル | 対応 | 対応 |
動画撮影 | 対応 | 対応 |
動画記録(4K 60p) | 非対応 | 対応 |
動画用手振れ補正 | 非対応 | 対応 |
Wi-Fi | 対応 | 対応 |
質量 | 約565g | 約573g |
発売日 | 2018年3月23日 | 2021年12月17日 |
カラー | ブラック | ブラック |
価格(税込) ※2023年7月時点 | 249,389円 | 315,800円 |
大きな違いはα7Ⅳは動画記録や手振れ補正など動画撮影の機能が強化された点です。
静止画の性能は画素数が違いますが、どちらのカメラも高画素なので写真のクオリティに大きな影響はありません。
価格はα7Ⅲの方がレンズ1本分安い(66,411円)ため、動画メインでなければα7Ⅲの方がコスパが高いですよ!
α7Ⅲの外観と付属品
α7Ⅲは高級感があり、かっこいい外観です。
背面の液晶は大きく見やすいです。
レンズマウント部分の赤色が黒いボディとマッチしていてかっこよく、特に気に入っています!
α7Ⅲの付属品は以下の7点です。
- リチャージャブルバッテリーパックNP-FZ100
- ACアダプターAC-UUD12
- ショルダーストラップ
- ボディキャップ
- アクセサリーシューキャップ
- アイピースカップ
- マイクロUSBケーブル
バッテリーパックやACアダプターなどカメラを使う上で最低限必要な付属品が揃っています。
α7Ⅲの使用感レビュー
α7Ⅲを実際に使用して感じたことは以下の4点です。
写真を撮るのが楽しくなる!
α7Ⅲは使っていると写真撮影が楽しくなるカメラです。
フルサイズ・高画質でフォーカスも早く、かんたんにキレイな写真が撮れ、技術が上達した気分になれます。
性能が高いカメラほど、写真が失敗する確率を減らすことができます。
α7Ⅲは少し古い型になってきていますが、まだまだ高性能で満足できるカメラです!
旅行先で充電の必要がなく気楽
α7Ⅲのバッテリー(NP-FZ100)は長持ちするため、旅行でも安心して使うことができます。
バッテリーは前モデルのα7Ⅱから進化しており、約2倍の容量があります。
実際1~2時間の使用では30%ほどしか充電は減らず、1泊2日の旅行であれば予備のバッテリーが無くても安心して使えます。
私は予備バッテリーを持っていませんが困ったことはありませんよ。
一日中カメラを使い続けるような方は予備バッテリーがあったほうが安心です!
レンズ沼にハマっちゃう
α7Ⅲはレンズの種類が豊富で、次から次へレンズが欲しくなります。
私はいわゆるレンズ沼にハマっており、気づいたら定期的にレンズを購入しています。
レンズ沼という言葉が作られるほど魅力的なレンズがたくさんあり、妻に怒られない程度に抑えて購入していますよ!
以下の記事では、「α7Ⅲで使えるおすすめ神レンズ」を紹介していますので、こちらもぜひあわせて読んでみてください。
負担にならない重さとサイズ
α7Ⅲはフルサイズですが、バッテリーを入れた状態で約660gと負担にならない重さです。
サイズはフルサイズとしては大きすぎず、気軽に持ち運べます。
α7Ⅲの作例
α7Ⅲで実際に私が撮影した作例を紹介します。
α7Ⅲのデメリット
α7Ⅲのデメリットは以下の3点です。
メニュー項目が多すぎる
α7Ⅲは多機能なためメニュー項目が多く、目的の項目を探すのが大変です。
慣れれば目的の機能を探す時間は少なくなります。
一度設定すればメニューを頻繁に使わないので大きな問題はありません!
液晶がチルト式
α7Ⅲは液晶がチルト式です。
下の方からローアングルで撮る時に画面が見やすく使いやすいですが、自撮りの際に液晶を見ながら使えないので不便になります。
専用アプリ(Imaging Edge)でカメラが写している画面を遠隔で確認すれば自撮りも撮りやすいですよ!
チャージャーが付属していない
α7Ⅲはチャージャーが付属していません。
本体にマイクロUSBとTYPE-Cを直接さして充電できるので、大きな問題はありません。
本体からバッテリーを取り出してチャージャーで充電しなくてよいので逆に楽だなと思ってます!
α7Ⅲのメリット
α7Ⅲのメリットは以下の4点です。
バッテリーが長持ち
α7Ⅲは前機種のα7Ⅱから新しいバッテリーが採用され、従来の約2倍の容量になっています。
バッテリーを変えている時にシャッターチャンスを逃す心配が減ります!
SDカードを2枚セットできる
α7Ⅲはダブルスロットで、SDカードを2枚入れることができます。
2枚目のSDカードはバックアップとして使うことができます。
SDカードは突然データが消失することがあるのでバックアップを取っておけるのは嬉しすぎます!
瞳AFでフォーカスが合わせやすい
α7Ⅲは瞳AF機能でかんたんに人物や動物の瞳にピントを合わせることができます。
人物や動物の写真は基本的に目にピントを合わせます。
Super35mmモードでかんたんズーム
α7ⅢはSuper35mmモードでかんたんにズームすることができます。
Super35mmモードはデジタルに1.5倍してくれる機能です。
野鳥の撮影のときにもう少し寄りたい際など、とても便利な機能です。
α7Ⅲがおすすめな人
α7Ⅲは以下の人におすすめです。
α7Ⅲはフルサイズカメラに興味があるけど費用をかけたくないコスパ重視の方におすすめ!
α7Ⅲは現在でも十分な性能を備えているにもかかわらず、後継機より安価なためコストパフォーマンスが非常に高いカメラです。
中古であれば15~20万円ほどで買え、SONYのフルサイズ機としては、かなりお値打ちですよ!
α7Ⅲは「ボディのみ」がおすすめ
α7Ⅲはボディのみで購入して、レンズは別で購入するのがおすすめです。
α7Ⅲのラインナップを以下にまとめます。
α7Ⅲ | ILCE-7M3(ボディのみ) | ILCE-7M3K(ズーム レンズキット) |
付属レンズ | なし | FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS |
価格(税込)※2023年7月時点 | 244,799円 | 281,847円 |
私はレンズキットを購入しましたが、レンズのF値が大きくボケ感が小さいです。ボケ感を楽しみたかっため、あまり使わなくなってしまいました。
α7Ⅲはボディのみ購入して浮いた資金でレンズを別で購入するのがおすすめですよ。
α7Ⅲのレンズは「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」がおすすめ
α7Ⅲのレンズは「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」がおすすめです。
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAは単焦点レンズのためズームはできませんが、F1.8と非常に明るくボケやすいレンズです。
「こんなにキレイな写真が撮れるんだ!」と感動を味わえるレンズですよ!
以下の記事では「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAの作例やメリット・デメリットなど」を詳しく紹介していますので、こちらもぜひあわせて読んでみてください。
α7Ⅲと一緒に買うべきアクセサリー
α7Ⅲと一緒に買うべきアクセサリーを紹介します。
SDカード【必須】
カメラを購入してもSDカードがなければ写真を保存できません。
容量は64GBあれば7,000枚程度を保存することができ、十分な大きさでおすすめです。
私も実際に使っているおすすめのSDカードはこちらです。
レンズ保護フィルター【必須】
レンズは高価なため、落下の際などに保護するフィルターの装着がおすすめです。
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAであればフィルター径49mmになります。
数千円で数万円のレンズが守れますよ。
予備バッテリー【任意】
α7Ⅲはバッテリーの持ちが良いため、4,5時間程度の撮影なら予備バッテリーはいりません。
1日中の撮影や動画で長時間撮影する方は予備バッテリーがある方が安心です。
液晶保護フィルム【任意】
α7Ⅲの液晶はタッチパネルで指紋が付きやすいため、液晶保護フィルムを張るのがおすすめです。
必須ではありませんが、キレイに使いたい方は保護フィルムを貼りましょう。
以下の記事では、「初心者におすすめのカメラアクセサリー」を紹介していますので、こちらもぜひあわせて読んでみてください。
α7Ⅲで楽しく写真を撮ろう
今回はコスパ最強のカメラ『α7Ⅲ』を紹介しました。
あらためて、α7Ⅲのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
バッテリーが長持ち SDカードを2枚セットできる 瞳AFでフォーカスが合わせやすい Super35mmモードでかんたんズーム | メニュー項目が多すぎる 液晶がチルト式 チャージャーが付属していない |
α7Ⅲはまだまだ現役でキレイな写真が撮れるコスパ抜群のおすすめカメラです。
フルサイズ入門に最適のカメラと自信を持って言えます!
以下の記事では『α7Ⅲ対応のおすすめ神レンズ』を紹介していますので、こちらもぜひあわせて読んでみてください。
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